2019年07月28日(日)MAFT SAI (マフト・サイ) がプロデュースを手掛ける、THE PARADISE BANGKOK MOLAM INTERNATIONAL BANDがSETSUZOKUエージェント記念すべき1組目のアーティストとして初来日、FUJIROCK FESTIVALのフィールドオブヘブン・ステージに出演しました。
近年でも稀に見る豪雨となった2019年のフジロック。連日の雨によって、泥濘んだ道や会場にフジロックの洗礼を感じた。連日の豪雨の影響にお客さんの入りを心配しましたが、彼等がステージに立って数分でフィールドオブヘブンはオーディエンスで埋め尽くされ、昨日までの天候から一転、晴れ間が差し気温も上昇。これぞフジロックというシチュエーションでパフォーマンスをおこなう事ができました。
単純にフジロックのオーディエンスは素晴らしいと感じた。それは人が沢山入ったからではなく、自分が知らないアーティスト、楽曲でも良いものは良いと受け入れ、それぞれの楽しみ方で彼等のステージを楽しんでくれたから。彼等と一緒に素晴らしい体験をさせてもらいました。
来日を記念してバンコクでのSETSUZOKUで彼らと共演したDJの皆さんから戴いたコメントを最後に掲載しています。









各国々にそれぞれの言語や方言があるように、楽器もその国を表現してくれる様々な物がある。初めてモーラムバンドを聴いた時、インドのシタールの音色を初めて聴いた時のように不思議な魅力に魅了されました。国の伝統楽器をいち早く取り入れ、過去と未来を繋げてくれるモーラムバンドは、今の時代には凄く貴重で最も理想的なバンドだ。

ケーンの音に覚醒され、ピンのグルーヴに思わず踊り出してしまう。パラダイス・バンコク・モーラムインターナショナル・バンドはタイを代表する伝統的な2つの楽器にドラム、ベース、ティンシャというバイブスが注入され、DJであるマフトの感覚がバランス良く融合したハイブリッドかつタイムレスなダンスミュージック。日本で味わえないサウンドは気付いたらだれでも理屈抜きにハマってしまう。

僕が今、アジアで最も格好いいと思うバンドがフジロックに出る。“伝統と革新の融合”とは彼らのことを指しているのだ。必見!

今年3月にタイ「Studio LAM」で初めて体感した「THE PARADISE BANGKOK MOLAM INTERNATIONAL BAND」。ここ数年見てきたファンクやソウル、ジャズ、R&Bのライブの中で、一番グルーヴィー且つフレッシュな体験だった。タイ民族楽器と絡み合うファンク・グルーヴ。その揺らぎに身を任せながらのアルコールが心地よく病み付きになる。フジロックではどんなセットを披露するんだろう。来日が待ち遠しい。

ところどころに訪れるブレイクダウンのループを聴いてるとタイとかのワードは薄れて熱い人力レイヴマシーンを感じてしまった。是非体感を!
